トーク初級編 〜質問から活路を見出す〜
前回の「トーク初級編」でも述べたように、キャバクラにおいて「トーク」というものは非常に重要な要素になる。ルックスとマネーのいずれかが「スペシャル級」であれば問題無しなのだろうが、ほとんどの一般人の場合には、まずトークを武器にしていかなければならないだろう。トークが盛り上がれば、おのずとキャバ嬢との距離は近くなるものだ。特に同じ共通の話題で盛り上がるコトができれば、より二人の親密度は増すコトだろう。これは先日投稿して頂いた「カモのジュウザ氏」による体験談にも如実に現れている。
父親が俺と同じ仕事をしてることや、Mちゃんの家が俺が仕事でよく行く現場の近くだったことなどから自然と会話が盛り上がり、「近いうちに飯でもどう?」という俺の誘いに、「うん、行く行く!出てきたばっかで大阪わからんし、友達も少ないからいろいろ連れてって!」と速攻でOKの返事をくれ、番号とアドレスを交換しその日は店を後にしました。
もちろんその後日に、彼がその嬢とベッドインしたのは言うまでもない。
人間という生き物は、共通する何かがあると途端に親近感を覚えるものだ。「紹介された取引先の人が、偶然にも同じ高校の出身だったコトがわかり、ついついハナシに花が咲いた。」というような経験をした人も多いのではないだろうか。基本的に人間とは「他人と仲良くなりたい」という感情を持っているのだと思う。最初から他人と敵対したいと考えている人間などまずいないだろうし、キャバ嬢もどうせ仕事をするのなら、客と楽しい会話をしていたいと思っているものだろう。ただ、初対面の場合には相手が何者かわからないという不安から、人は無意識のうちにバリアーを張ってしまう傾向にあるようだ。特にキャバ嬢の場合には「どーせアチコチのオンナを適当に口説いてるんでしょ?」というような、簡単にはぬぐい去れない猜疑心を持っている場合がほとんどだと思う。このような緊張状態を解消するためには、まず相手が張ったバリアーに穴を開けてあげなければならない。その穴となる糸口が「お互いに共通するモノ」だと言えるだろう。元々「仲良くなりたい」という気持ちがある両者であるから、一度穴さえ開けてしまえば、後はせき止められていたダムが決壊するかのように自然と盛り上がる方向に導かれるものだ。
会話の切り口に不可欠となる「共通点」であるが、相手は一回りも歳が離れた今どきのキャバ嬢である。オッサン達とは感性も価値観も大きく異なるものだ。そう簡単には共通点など見つからないかと思う。しかし「住んでいる場所がたまたま近かった」というような偶然に頼るだけでは、「ハメプロ」を目指すキャバクラーとしてあまりに消極的すぎる。やはり積極的に「共通点」を探す前向きさが必要だろう。
そこで「共通点」を模索する上で必要になるのが「質問」である。共通点になるようなコトバを相手から引き出すには、まずコチラから問いかけてなければ始まらない。「どの辺に住んでいるの?」「何歳なの?」「最近ハマってるコトは何なの?」というような質問を投げかけて、二人に共通する部分を探し出す必要がある。いくつかの質問をして、二人に共通する話題が見つかったのならば、後はその話題を軸にさらに会話を盛り上げて行けば良い。ただ、質問するコトは非常に簡単で単純な方法ではあるが、単調な質問方法では退屈なムードになりがちなコトも確かだ。しかも相手は毎夜のように初対面のオトコを相手にしているキャバ嬢である。客が「お仕事なにされてるんですか?」「今日は何軒目なんですか?」というような、定型句にウンザリしているように、キャバ嬢のほうも「何歳なん?」「どこに住んでるん?」というような質問にウンザリしているものだと思う。そんなようなワンパターンな質問をダラダラと並べられたとしたら、それだけで間違いなく場はシラけきってしまうコトだろう。
このような単調な質問集にならないようにするには、それぞれの質問を脈略のあるモノにしてあげれば良い。1つ目の質問と2つ目の質問に関連性を持たすのである。例えば、
- 斬:
- 「お店には毎日入ってるの?」
- 嬢:
- 「週5で入ってるよ。」
- 斬:
- 「へぇ〜。ほとんど毎日やね。じゃ休みはいつなの?
- 嬢:
- 「水曜日は休み取ってて、日曜はお店の定休日やで。」
- 斬:
- 「こういうお店も日曜日は普通に休みなんやね。こないだの日曜はどっか行ったりした?」
- 嬢:
- 「うーん。しんどかったから家でゴロゴロしてたよ。」
- 斬:
- 「せっかくの休みやのにもったいないな〜。ちなみにオレは日曜は久しぶりに会社の同期の人間達でカラオケ行ったよ。」
- 嬢:
- 「へぇ〜。いいなぁ〜。最近あんまり行ってないな〜。」
- 斬:
- 「あはは。忙しそうだしね。ちなみに○○ちゃんは誰の曲をよく歌う?」
- 嬢:
- 「大塚愛とかかなー。」
- 斬:
- 「そーなんや。何か歌詞とか可愛いよね。じゃ男の歌手で好きなのは?」
- 嬢:
- 「んー。オレンジレンジとかケツメイシとか好きやで。」
- 斬:
- 「オレンジレンジかぁ。そういえば今度始まる『電車男』って映画の主題歌歌ってるよね。知ってる?」
- 嬢:
- 「あー。CMで観たことあるわ!なんかインターネットが元なんやろ?」
- 斬:
- 「そうそう。よく知ってるね。映画好きなの?」
- 嬢:
- 「あんまり観てないかも…。」
- 斬:
- 「じゃ、○○ちゃんはアウトドア派なのかな?」
- 嬢:
- 「うん。どっちかと言えばそうやなー。」
- 斬:
- 「もうすぐ夏やしアウトドアにはイイ季節になるよね。やっぱり海へ行ってボディーボードとかするの?」
- 嬢:
- 「やってみたいけど、まだやったことないなー。」
- 斬:
- 「オレもやってみたいけど、まだやったことないな〜。スノボは好きでよく行くんやけどね。○○ちゃんもスノボはする?」
- 嬢:
- 「あー!アタシもスノボは好きやねん!!」
- 斬:
- 「そうなんや!オレめっちゃスノボ好きやで!こないだの冬なんか10回くらい滑りに行ったかも!」
- 嬢:
- 「えー!!いいなぁー!!」
このような感じで、元の質問に関連のある内容の質問を次々と繋げていけば、スムーズに相手に複数の質問を投げかけるコトが可能になる。それぞれの質問が関連性のあるものなので「質問攻めにあっている」という印象を持たれることはないだろう。そうやって少しずつ質問のテーマを変えて行きながら、相手と共通する部分に辿り着けるように会話を進めていくのが「斬丸流 連想質問術」だ。ただ、連想していく質問のテーマには、できるだけ自分の得意分野のモノを多く含ませる必要がある。間違って不得意分野ばかりを並べてしまったのでは、そのテーマに相手が食いついてきたとしても、そこから会話を盛り上げることは難しい。必ず自分の得意分野へ導き出すように質問していくコトが大切だ。
相手に対して臨機応変に対応するのが難しいようであれば、事前に自分の得意分野へ引き込むトークを用意してもよいだろうし、キャバ嬢が食いつきやすいネタを用意しておいてもよいと思う。例えば「犬や猫などのペットを飼っている」というようなコトは共通点になりやすいものだ。ペットを飼っているのであれば、数枚の写メくらいは用意しておいても損はないだろう。その他には「テレビ番組」「旅行」「ディズニーランド」「クラブ(踊る方)」「焼酎」「カラオケ」や、変わったところで「スロット」等のギャンブルも意外に接点になりやすい。ちなみに「ブランド品」や「酒」などを接点にした場合には、「欲しい!買って!」とか「このお店にもそのお酒あるよ。一緒に呑もうよ!」などとおねだりされてしまう可能性もあるので、くれぐれも注意して頂きたい。








